[リスボン 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官は17日、英議会が否決した離脱協定案について、より野心的な合意内容を受け入れる考えを示した。

訪問先のリスボンで「仮に(英国が)より野心的な関係を求めてくれば、受け入れる用意がある」と述べた。

ポルトガルのコスタ首相は、現時点で次の段階はEUやバルニエ氏でなく、英国次第と指摘した。

これより先、バルニエ氏はポルトガル議会委員会で、合意なき離脱となれば、不信感が広がる中で緊急措置が実施されるとし、合意形成が最善との認識を示した。