[東京 16日 ロイター] - 菅義偉官房長官は16日午後の定例会見で、地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の配備予定地である陸上自衛隊の新屋演習場(秋田市)とむつみ演習場(山口県萩市)で地元の要望を踏まえ、防衛省が実際に電波を照射する調査を検討していると明らかにした。「使用する電波の安全性について丁寧に説明していく」と強調した。

東京商工リサーチの調査によると2018年の全国企業倒産件数が28年ぶりの低水準となったのを受け、菅官房長官は「企業収益は過去最高水準で、経済の好循環が着実に進んでいると理解している」とした。今後も「内外の経済情勢動向をしっかり注視しながら分析、対応する」と指摘した。

(竹本能文)