ネットで保険契約を完結 第一生命、若者の需要開拓
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注目のコメント
顧客利便性を考えれば良い動きだと思いますが、マクロにマーケット環境を鑑みると何周遅れているんだという話ですね。。
また、本来ネットで契約することの顧客側の大きなメリットの1つは保険料の抑制かと思いますが、日系大手生保の場合莫大な人件費が保険料の高騰に繋がっており、そこには期待できない。
日系大手生保の商品への潜在加入層にとってはセールスによる不必要なノイズを排除できる、自身の都合の良い時に契約できるくらいしかメリットがなく、敢えてここを選択する必然性があまりない。前者はネガティブ要因がなくなる話でプラスの要素ではないし、後者は現代では感覚的に当たり前過ぎます。
デジタルネイティブは横並びでの商品の比較に慣れているため、苦しい戦いになりそうな気がしますね。
金融リテラシーが低い、かつネットで手軽に済ませたい方がメインターゲットでしょうか?ただ特定領域へのリテラシーが低い方は全体的にリテラシーが低いイメージがあり、ネットでの加入に抵抗感がありそうですよね。世間が思っているほど生保のネット加入は全然浸透していません。その理由は特殊な商品特性にあります。
勉強熱心な消費者であったとしても、自分にどんな保障が必要で、かつどんな保険に加入したらよいか全てを理解するのは簡単ではありません。そこで、対面で募集人から一見して合理的な説明を聞くこと、そして加入後に何かがあった時に連絡できる担当者がいることが依然として顧客KBFとなっています。
昭和どころか平成も終わる時代に、まだこのような営業スタイルが有効と言わざるを得ない、古きよき商品の生命保険。この重い砦をこじ開けて新時代へのイノベーションを起こすのはどこか、そしてどのような形になるのか。インサイダーの私にもまだ全く想像がつかず、楽しみに注視しています。