コンサル会社が求める人材の「3つの条件」
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コンサルティング業界特化の転職エージェントしていたころに、大卒でない方の支援をしていて、コンサルティング業界に入っていただいたことがある。
ポイントは、学歴としてはIT系の専門学校に行かれていて、就職後はSI会社(大手ではない)にて、SEとして開発を経験(もちろん常駐や保守なども経験されていた記憶)、プロジェクトによってはお客様との折衝で要件定義などもされていた。大卒でないことは結構大きな足切りのポイントではあったが、なんとか面接まで進んでいただけるよう調整したところ、とんとんと選考が進んだということでした。
コンサルティング業界に入るには、それまでの経験でコンサルティング会社内のプロジェクトで即稼働できることが重要で、IT系、業務系のコンサルならばSIでの経験は役に立つし即戦力。ただし、仕事で要されるスピード感や求められるレベルはSIとは異なるのでそこでのアジャストは必要。ここがチャレンジングなところ。
ただ、まったく、未経験の仕事で未経験のレベルのことをやるのは難しいが、経験と実績のある仕事で、未経験のレベルのことをやるほうが少しでも楽になるはず。
相談者は事務の経験とのことだが、どんな業界のどんな部門で、どんな仕事をどんな役割・責任でされているのか。そのお仕事の中で、社内での改革、改善などに携わってきたか、または自身が音頭をとって進めたことはあるか(たとえ小さいもので)。そういった何かを変えてきた経験というのは、コンサルティング会社で、クライアントとなるお客様企業の変革に役立つわけで、さらにクライアントとなるお客様企業がご自身の経験された業界であれば、業界ならではのあるあるについてもご存じなわけで、少しでもお客様とのコミュニケーションがスムーズにいくと思う。
会計士の資格を取るといったところで、クライアントサービスの未経験さは変わらない。なので、資格も大事だけど、実務でやれることをやっておくべきかな、と思う。