YouTubeの動画は長時間になり、こうして「テレビ番組化」が加速する
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みんなが分かっていて、なかなかできなきないことの代表例が、この動画活用です。ユーザーは、「テレビ番組化」ではなくて、好きなテレビ番組を自由に見たいと考えています。それを二次加工して、紹介・批評してくれる番組も、大歓迎でしょう。また、スポンサーは、番組のような、面白い広告動画を作ってもいいはずです。なぜなら今日のユーザーは、必ずしも大作を望んでいるわけではないからです。さらに、TEDのようなプレゼンテーションでさえ、番組になりました。身近な人達の日常動画もそこに加われば、表現力やアイデアを、いくらでも活かせる時代になったと言えます。
ところが、自己中心的な著作権法(欧米ではフェア・ユースなど新しい概念が生まれつつある)や、既得権益を守りたい放送局側(最近ではAbemaTVなどの新しい試みもある)の思惑もあって、ネット配信はなかなか落ち着きません。ユーチューバーのみが、ネット動画の主役ではないはずです。こんな時代に、映画産業(映画館)がヒットした理由も考えてもらいたいです。守りだけでは、何も変わらない。おそらく時間の問題なのでしょうが、既存の壁が徐々に融解していきますと、テレビとネットの融合は待ったなしになります。ひとつ残念なのは、その先頭に、ほんのわずかしか日本企業の勇姿がないことですね。この「テレビ番組化」は長さと広告を入れる回数のことを言ってるんですね。なるほどと思える記事なんですが、WIREDの記事って、なぜか読みにくい。カッコつけて書いてるので言い回しが無駄に複雑になってるし、無駄に長いと感じてしまいます。
⑴YouTube動画はそう遠くない昔、Vine[編註:最大6秒間の動画を共有するサーヴィス。2017年1月に終了]の動画を長くしたようなもの
⑵スマートフォンのユーザーは動画の視聴時間のうち、なんと54パーセントを20分以上の動画に費やす。2016年初頭にはたった29パーセントだったのと比べ、増加している。
⑶研究員は同時に、YouTubeのレコメンドが一貫して徐々に長時間の動画を勧めるようになっていったことにも気づいた。最初は9分半の動画、次に12分、次が15分といった具合だ。
⑷現在では、チャンネル登録者数が1,000人以上で、年間の視聴時間が4,000時間を超えると、広告収入を得ることができる(以前はチャンネルを開設してから1万回再生されれば収入を得られた)。