[東京 17日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の113円半ば。週明け取引ではアジア株が下げ渋ったことで、前週末海外で強まった円高が一服。ドルは113円前半から半ばへじり高となった。

ドルは朝方の113円前半から半ばへ緩やかに上昇した。前週末の米株安にもかかわらず、日経平均などいくつかのアジア株指数がプラス圏で推移したことを受けて、円が小幅に売られた。

クロス円も堅調。ユーロは前週末につけた1週間ぶり安値の127円後半から128円前半へ、NZドル/円も早朝につけた3週間ぶり安値の76円後半から77円前半へ上昇した。

中国財政省が14日、米国製自動車・部品への追加関税の適用を来年1月から3カ月間停止すると発表したことが、円の売り戻しにつながったとの指摘もあった。しかし、中国株は前週末比ほぼ横ばいと目立った反応はなかった。

市場では「明日からはじまる米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利見通し(ドット・チャート)がどうなるかを確かめる前には動きづらい」(邦銀)との意見が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.47/49 1.1305/09 128.30/34

午前9時現在 113.39/41 1.1302/06 128.18/22

NY午後5時 113.37/40 1.1307/12 128.16/20

(為替マーケットチーム)