「群馬大医学部不合格は55歳の年齢」横浜68歳女性、公明正大な入試訴え（毎日新聞）

コメント

注目のコメント

• 鈴木 文彦

  大和総研 主任研究員

  ・2018年12月15日

  生涯学習と採用考査を分ければ良い。
  
  医学部を他学部と同じく四年制にし、定員を増やす。こうすれば教養で医学を学びたい人にも門戸が広がる。その上に医科大学院を置き、受験回数に制限を設ける。いわば法科大学院の医科版だ。こちらは定員を増やさない。
  
  また医学部を卒業していなくても医師国家試験を受けれるようにする。医師国家試験は健康保険に診療報酬を請求できる資格、いわば医療業への就職権として位置付けたうえで、医師免許を診療科目別に区分しそれぞれ定員を設ける。さらに卒後２年間の病院での研修医の経験を医師国家試験の条件とする。そうすると就職と国家試験が紐付けられる。資格を取得して就職しないということがやりにくくなり、外科系の不足も幾分解消されるのではないか。