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急成長ベンチャーの資金調達から学ぶファイナンス戦略のリアル

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資金調達についてはそれなりに詳しい方なのでお話しさせてもらうことも多いのですが、今回のNewsPicksさんの取材では、いつも語っていることをすごく綺麗にまとめていただきました!スタートアップのファイナンスは、通常とは発想からして大きく異なります。そこを少しでも理解してもらえると嬉しいです。
ちなみに、もっと詳しく知りたい起業家はぜひ毎月やってるシードファイナンス勉強会にお越しくださいー! #500Learners
スタートアップのファイナンス周りって一度経験すると、お作法というか相場感とかいわゆるコミュニケーションプロトコルを理解できるのですが、いかんせん起業家側も初めてのことが多いので、知っておけばよかった!となることが多いのも現実です。

しかも厄介なことに、10年前(場合によっては5年前でさえも)の情報はあてにならないぐらいこの10-20年の間で起業家を取り巻くエコシステムは発展し変わってきていますので、必ずしも先輩起業家に聞けば解決ともなりにくい部分もあるのが悩ましいところ。

この記事のようにウェブで情報がだいぶ出るようになりましたが、利害関係者を意識してウェブでは書かれない情報も多いので、ちゃんと界隈の情報がアップデートされている詳しい人が相談相手として確保できるかどうかが重要かと思います。
当社も、創業から2年半でシリーズA、A+、Bの調達を行い、およそ31億円の出資を受けているわけですが、特にSeriesAの時は調達の意思はそこまで強くありませんでした。
ただし、「アジア」「テクノロジー×スタートアップ」という組織に対しては、日本のみならず、世界中の投資家がものすごく熱い視線を送り続けています。

自分たちでアジアを拠点にビジネスを展開できているので、特にメンターのような人を求めていたわけでもありませんし、そもそも目の前の事業に取り組むことが一番大事なことだと考えていました。

そんな状況を理解してくださっている投資家の方々とはビジネスパートナーという関係性も築けていますし、何より短期間でこれだけの規模の額を調達できたことで、ビジネス拡大に弾みをつける資金的余裕が生まれること、そして優秀な仲間を迎え入れるための環境づくりができていると思っています。
ここが本当に難しいところ。シード調達が数百万では中々アクセルが踏めないし、内製化が前提の開発にならざるおえない。半年前から動いていてもギリギリなので、事業成長との両輪で資金調達をするというのは、本当に大変なことです。

記事引用:
必要なタイミングでビジネスのアクセルを踏むには、そのときにお金がないといけない。資金調達をするには、どんなにスムーズにいっても3ヵ月、額が大きければ、半年以上かかると思います。freeeの場合、「ここで攻めるには資金が足りなくなるな」という見極めを、早めにしてきたから、ファイナンスに関してうまく運べたと思います。
スタートアップにとってファイナンスが意味するところを、シンプルに表現されているインタビュー記事。

・「コントロール可能な資源を超越して、機会を追求すること」(ハーバード大Howard Stevenson教授)。
・投資家からお金だけでなく、人脈やノウハウ、情報やレピューテーションなど様々なものを得ること。
・目指すビジョンについて、投資家から共感を得ること。

実体験からのメッセージは、シンプルですね。
>「初期の資金調達には、すごくこだわるべき」創業した2012年に「DCM」というシリコンバレーに拠点を置くVCから5000万円を調達したのが最初です。当時の日本ではクラウド会計やSaaSという概念自体が理解どころか認知も乏しかったので、まずは認知が先行していたアメリカのVCから資金調達する選択肢をしました。

東後さんのコメントに激しく賛同します。
弊社FOLIOも比較的大きく資金調達を続けている会社ですが、創業当初にfreeeと同じ「DCM」から資金調達をしています。もっとも間違いが起きやすく、しかし、もっとも間違いを起こすと後戻りできない(間違えると初期ブーストのスピードが極端に遅くなる)創業当初に経験豊富なシリコンバレーのVCに入ってもらったのは、弊社のその後の資金調達にもダイレクトに好影響をもたらしたと思います。
最近もっとしっかりファイナンスを学ぶことを考えてます。なぜかというと、すばらしい提案持っていっても結局いつどれだけ儲かるの?に行き着くことが多く…収支の見せ方が大切だと。
大企業の人事や総務が潰しが効かないみたいに言われるけどNPOや自治会の規約作りで活躍する話は聞くし、一方でベンチャーファイナンスとか言うとコロコロ制度が変わる割に使い道が本当にベンチャーしかない(自治会が資金調達するなら別だけど)ので本気で潰しが効かないとはこういうことを言うんだなと。かっこいいけど。
この連載について
ビジネスに携わるすべての人を支援するアメリカン・エキスプレスが、読者と一緒に作り上げる、スタートアップ応援プログラム。