米アマゾンのレジなしコンビニ、コンパクト版が営業開始

［シアトル　１２日　ロイター］ - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は１２日、米シアトルの自社オフィスビル内で、レジなしコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」のコンパクト版の営業を開始した。

アマゾン・ゴーとしては８番目の店舗で、床面積は４５０立方フィートと通常の４分の１。既にシカゴやサンフランシスコ、シアトルで営業を開始している通常店と同様に、利用者は自分のスマホを機械に読み取らせて入店、店内のカメラが購入商品を判別して事後的にクレジットカードに料金を請求することで、レジ精算をせずに買い物ができる。

今回の店舗はアマゾンの従業員と同社への来客者のみが利用でき、主に従業員向けにサラダやスナックなどを販売する。

アマゾンはこうしたコンパクト版について、オフィスの空きスペースや病院などでの展開を視野に入れている。

コメント

注目のコメント

• 鈴木 康弘

  デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長

  ・2018年12月13日

  amazon go思ってる以上に早く日本に来るかもしれない。一消費者としては日本に来たら間違いなくヘビーユーザになると思う。また、旧態然とした日本の小売企業の目をさまさせるためにも早く来た方が良いと思う。幕末に黒船が来て刀の時代が終わり大砲の時代になったように、商売勘の時代からIT商売の時代に早く変われるような気がする。
• 堀部 太一

  株式会社TPL 代表取締役

  ・2018年12月13日

  様々な店舗タイプのテストが進みますが、このシステムを外販して決済でシェアを高めていくならば、日本市場において小型モデルは人気になりそうですね。
• 井口 康孝

  小売関連@アジア

  ・2018年12月13日

  450スクエアフィートと言うと42平米。日本のコンビニの1/3程度です。駅のホームのキオスクが10平米。改札口とかある若干大きなキオスクが、20平米です。
  
  店舗は小型になればなるほど、集客力がなくなります。よって、集客力がある立地に出店する事が重要です。日本で言えば、駅です。アメリカでは、ガススタでしょう。記事にあるように、大型のオフィスビル、病院、大学なんかも当然アリです。
  
  アメリカでは、16万店のコンビニがありますが、ガススタ併設が確かに6-7割。セブンを筆頭に、コンビニ運営会社のガススタは、大型のコンビニを併設しています。一方、オイル会社運営のガススタには小型のコンビニが多いように思います。セルフのガススタにセルフのコンビニの相性はおそらく良い。オイル企業に無人でコンビニを運営するシステムを開発し、販売するのは広がりがあると思います。