カルプレス被告に懲役10年求刑 ビットコイン消失事件で公判
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注目のコメント
大きい求刑になりました。
私は仮想通貨の流出を招いたマウントゴックスの運営については問題があると思っていますが、今回の求刑の対象は、あの仮想通貨の流出事件とは関係がありません。
メーンは、カルプレス氏が個人でやってた別事業のMAのために動かしたお金が、貸付なのか、横領なのか、というところです。
「起訴状では、2013年9~12月、顧客からの預かり金を管理していたMTGOX名義の銀行口座から、計約3億4100万円を自分の口座に送金して横領したなどとしている」
本来なら流出事件についてちゃんと調べて、被害金を取り返してもらいたいところです。ギリシャでロシア人がつかまっていますが…。その後、いくつかの仮想通貨交換事業所で仮想通貨がハッカーによって盗まれる時間が多発しました。状況については個々の案件で異なるものの、一部の事業者においては顧客からの預かり資産を流用していた経営者が見つかった会社もありました。ですから、このカルプレス被告に対する判決のスタンスは今後、仮想通貨事業者が守るべきコンプライアンス等の指標となりうるのではないでしょうか?その意味でも注目します。これは確かに、無罪か実刑かどちらかにしかあり得ないのでしょうね。