新着Pick
16Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
日本でも3Dプリンタによる建設技術は着実に発展しつつあります。
こちらの開発ではセメント系材料の部分をかなり工夫しており、ノズルから排出できる流動性と排出後にすぐ硬化する速硬性がポイントです。

海外の動向に目を向けてみると、①のアメリカ海兵隊の例や、②のオランダでの住宅建築など、かなり大型部材への適用に既に至っております。
そう聞くとかなり差をつけられている印象も受けますが、一方でこれらの技術もまだまだ家屋というレベルには達していないのが実情です。
3Dプリンタによる製造では排出物の中に何かを入れることが難しいため、鉄筋コンクリート構造のように中に補強部材を配置できないことが難点です。
樹脂にしろセメントにしろ、単一材料で建築基準をクリアするのは、少なくとも日本では材料物性的に土台無理です。
各種の配管・ケーブル類の設置や、基礎等の他部材との定着・一体性の確保、建設後の増設への対応など、他にもまだまだ課題を抱えております。
こういった事情から、いくら各国の3Dプリンタでの製作物が大きいとはいえ、まだまだ家屋ではなく「ハコ」の域を出ていないかな、というのが個人的な所感です。
そのため、まずは短期的スパンでの使用を想定とする軍事目的(①の記事は正にそう)や、被災地や工事現場等のための仮設住宅などの用途での活躍が期待されると予想しています。
作るものが大きくなると構造的に安定な形もかなり限られてくるため、割と単調な形状になりがちです。3Dプリンタ最大の強みである複雑な形状を作製できる、という利点も活かしきれていないようにも思っています。

こういった事情から、この国産技術にもまだまだ「勝算」はあるのかな、と割と楽観的に見ています。

①米国の海兵隊、3Dプリンタで兵舎を建設--コンクリートを積層して1日あれば完成
https://newspicks.com/news/3323058
②世界初 3Dプリンターで住宅建設中 オランダ
https://newspicks.com/news/3245052
大成建設株式会社(たいせいけんせつ、英語: TAISEI CORPORATION)は、日本の大手総合建設会社である。 ウィキペディア
時価総額
1.03 兆円

業績