堀江貴文「日本政府に税金払うよりアマゾンに払ったほうが生活豊かになる」 物流効率化のメリット語る
キャリコネニュース
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アマゾンの方がある種の社会インフラを日本政府より効率的に構築して運営することが出来るということを示唆されているものと理解しました。確かに、特に物流に関しては、一理あるかもしれません。ただ、税金としてアマゾンに払っても、アマゾンが日本のための最大公約数を作るかどうかは不明ですよね。世界の中で日本はかなり重要な市場ではありますが、所詮アマゾンはアメリカの企業です。でも、いつかはGAFAが政府機関の一部、または国際機関の機能の一部を担う時が来るような気はします。
「税金」は政府に対する投資じゃないですね。
「税金」は人の行動を制限する手段であって、所得格差を解消するための手段でもあります。
また、「税金」は唯一の財源でもないです。現在のようなデフレ期には、大幅に減税して、大量の国債発行を財源とする事が望ましいです。
これらの理解が全く欠けているため、「日本は財政破綻寸前!」とか「(デフレ期なのに)消費増税!」という誤った話になるわけですよね。
お金持ちがそのフローから税金を支払うのは、所得格差を解消して安定的な社会を作る「お互い様」の理念に基づきます。税金を納めるのが嫌なら事業において大量の消費をして「儲けすぎなければ良い」ですね。
貧富の差が拡大したフランスの暴動を見れば、この「お互い様」機能が治安維持の安定装置になっている事が解ると思います。
それともお金持ちは現代の貴族領主と言わんばかりに自身の軍隊と城を持って、不安定上等!みたいな感じなのですかね?
今だけ、金だけ、自分だけ、のような思想がやや透けて見えるような気がしないではないです。