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新生銀にゴーン氏「損失付け替え疑惑」が飛び火、関与した人物とは

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    東洋大学 教授

    2008年、ゴーン氏資産管理会社が同行とのデリバティブ取引で17億円の評価損
    →追加担保要請に対し、ゴーン氏が日産への契約付け替えを指示
    →当時新生トップだったポルテ氏が親交深かったゴーン氏に押し切られ承諾
    →2009年の金融検査で指摘され、再び個人取引へ戻す

    という流れを捉えた観測記事。

    ポルテ氏の関与を含めた事実関係はともあれ、当時の状況を振り返ると、2007年に公的資金に係る経営健全化計画履行状況の不調による業務改善命令、レイク買収、あおぞら合併交渉など、同行の経営の混乱期にあったと言えましょう。

    記事の内容が真実であるとして、既に当局が内容を把握していたことを踏まえれば、遡及的に深刻な問題を惹起する可能性は高くないと思います。逮捕劇に伴って叩かれてでる「ほこり」の一部でしょう。


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