中途採用で「人材が集まらない」企業は36% その要因は……?
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【人事戦略デザイナーの視点】
『また調査では、中途採用に苦しんでいる企業は、そうでない企業よりも、経営者や部門責任者の関与度合いが低いことも判明』
経営者が採用にコミットしないということは、人材育成、人事評価、適材適所配置、報酬の適正化等にも経営幹部がコミットしていない可能性が高い。
経営者の熱い一言は、人事部10人分以上のパワーがある、というのがコンサルを通じての実感です。
報酬で採用した人材は、報酬で引き抜かれます。
理念で採用した人材は、理念への共感がある限り定着します。
注目のコメント
採用は兎にも角にも母集団形成ですね。そのために労力と予算は惜しまない。より本質的には会社を魅力的な会社に、そしてより魅力的なオファーを出すこと。そうしていくことで自然と母集団の質が高くなり、選考合格率(受諾率)が高くなっていきます。鶏と卵問題でもありますが、やれてない会社が多いからこそやりきるとそれ自体が競争優位性になります。
記事のSo what?としては
「これだけ採用戦国時代のなかで、経営陣のコミットメントがなければ人は採れない」、こういうことでしょう。そもそも採用にうまく行く会社の「3C」というのがあります。
▼3C▼
・一つ目はコミットメント
(役員がコミットメントすること)
・二つ目はコミュニケーションプランニング
(候補者タイプに合わせて口説き方を設計する)
・三つ目はコンテンツ
(メルカンなどが分かりやすい)
▼記事より▼
→「中途採用に苦しんでいる企業は、そうでない企業よりも、経営者や部門責任者の関与度合いが低いことも判明」。
この中で「重要だけど一番見えにくい」ものが、経営陣のコミットメントです。これだけ採用戦国時代のなかで「経営陣のコミットメントがなければ人は採れない」、こういうことでしょう!まさにちょうど今日、転職を考えている人に伝えたいメッセージを、私自身で資料を作って公開しました。
http://hashibaeiko.hatenablog.com/entry/20181203/1543820765
採用は、スタートアップ経営者として最も時間を使うことの一つです。
(入ってくれた後にメンバー一人一人がハッピーに活躍し、成長し、結果として会社も成長する仕組みをどう創るかも同じぐらい考えていますが、これは私がというより、職位に関係なく皆で一緒に考え、アイディアを出し合い、工夫していける会社にしたい)