ようやく提唱されだした、日本経済に対する楽観論
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少子高齢化が著しく進行した今の日本の人口動態では年功序列賃金は成立し得ません。
年功序列賃金の仕組みは下の世代が稼いだ養分を上の世代が吸収する仕組みなので、吸収される養分に対して生産される養分の供給が滞れば根こそぎ枯れてしまいます。
過去の日本の歴史において年功序列が機能していたのは、少子高齢化からまだ程遠い人口動態であったからとも言えます。
ちなみに少子高齢化の人口動態で年功序列に近しい仕組みを実施して破綻仕掛けてるのが今日の年金制度でしょうか。
注目のコメント
労働問題は専門ではありませんが、賃金の決定は複雑で、情報不完全性、インセンティブ、リスクシェアなど考慮すべきことが様々にあると考えます。従って、こういう体系が最善ということはなく、企業や産業毎に、またその時の経済状況によってケースバイケースに良い方法があるのでしょう。極端な例では、プロ野球選手とサラリーマンと同じような給与体系になるはずはありません。また、経済の発展は、市場の末端の創意工夫で支えられている面が大きいようですから、当時者がより自由に賃金や労働体制が決められることが重要で、その妨げになる規制は撤廃すべきでしょう。しかし、労働は多くの場合生活の柱であり、人権にも関わることがあるので、必要な規制もあるでしょう。なんでも自由がいいわけではないところが難しいわけです。