男性の育児休業、“取得者数”ばかり気にしていませんか?
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注目のコメント
取得数が低い企業が山程いるのだから、まずは取得数を気にするのは入り口としては悪くないと思いますよ。
ただ、本質的な問題は夫婦で育児をするという姿勢を持続的に構築できるかですよね。生まれたての頃が一番大変なのはその通りですが、それ以降も大変なことは山積みです。それらを夫婦で乗り越える環境を作る余裕を企業側が気遣いできていない点が一番の問題ではないでしょうか。
育休中に溜まった仕事を育休明けにやらされて毎日残業なんて本末転倒な事例も聞いたことがあります。せめて、子供が小学校を卒業するくらいまでは、企業は子育て世帯に配慮するべきだし、育児は夫婦二人でやるものという認識を、当事者も上司も経営陣も、誰もが持つべきだと思います。2017年に第一子が生まれた際、1ヶ月の育児休業を取った経験から二つ。
1、期間
女性の体が通常分娩のダメージから回復するのには、おおよそ3週間〜1ヶ月の期間が必要。その間、家事や買い物をするのは実に辛い。災害等が起きたら赤ちゃんを連れて逃げるのは不可能でしょう。
男性の育休を考える際に、1ヶ月という期間設定は一つの目安となります。
2、収入
育休中は収入が、ざっくり7割に減ります。しかも給付されるのは育休取得期間のざっくり二ヶ月後くらい。
家庭のキャッシュフローが悪くなるのがネックになる人もいそう。
記事には書かれていませんが、会社が収入補填等のサポートを行うと、より育休を取りやすくなるように思います。第一子のはずがいきなり双子だったこともあり約3ヶ月の休みをいただきました。
メリデメを走り書きします。※精神的な事項は主観なのでほぼ書きません。
【メリット】
・妻と負荷分散
・夫もひとりで子供の世話をできるスキル獲得(妻の自由度)
・仕事の棚卸し(属人化防止)
【デメリット】
・収入の一時低下
・同僚への負荷増大
・会社での自分の価値低下の可能性
【デメリット対策】
育休中に短時間働く制度を利用して週一回出勤した。※公的に認められている制度。
それによりデメリットは一定程度相殺できた。オススメ。
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