日産前会長逮捕:「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認
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注目のコメント
ゴンさんが言いたいのは、「虚偽記載」疑惑については、自分の部下が「不正は行っていない」ということだろう。
なぜなら、「不正」も「虚偽」も、ゴンさんが自分で判断できないはずだから。数値と記載文案を作った者や専門家が、「正しい処理だ」といえばそれを信じるしかないだろう。
それ以外の容疑も否認する趣旨なのかは分からない。
会社代表者としての形式的責任はともかく、有報記載についての「指示」や「判断」についての責任に関しては、皆さんの会社が上場会社ならば、会長・社長に
有報の記載の全てに誤りがないことを確認してみて欲しい。答えられないだろう。特に、数値の確認は不可能だろう。そうした会社代表者の「指示」や「判断」とは何だろうか?ゴーン氏は不正を行っていた認識はなかったと思う。あくまで低い報酬に甘んじていたそのCompensationとしてBenefitを受けていただけという認識だったろう。当然、ケリー、その他、日産スタッフの説明を受けていたはず。今は疑心暗鬼にとらわれているだろう。トップというのは孤独なものとはよく言われることだが、要は本当に信頼できるのは自分だけ、ということだ。
「ゴーンショックから学ぶもの」
https://japan-indepth.jp/?p=42882今回はゴーン氏よりの直接情報で良かったです。
今の世論はゴーン氏にかなり不利だと思う。今後の展開はどうなるか、双方の攻防が気になります。
ちなみに、最終的に逆転したら歴史上に残る事件となれるかもしれません。
追記:
余計な話ですが、今日もNHK大河ドラマ『西郷どん』の放送日です。この二、三週間ドラマの中で西郷さんも人生の谷を迎えています。結果は残念ですが、西郷さんは永遠に日本の方々に愛されています。
さて、日産の業績をV字回復させ、様々な対立感情もうずまく国際提携を20年にわたり維持できて、波乱万丈とも言える人生を送っているゴーン氏を待っているのはどのようなエンドでしょうか。なんか悲しくて、人生無常だと嘆くしかないね。