訂正：米下院情報委、トランプ氏とサウジの関係を調査へ＝ＷＰ紙

［ワシントン　２３日　ロイター］ - 米紙ワシントン・ポスト（ＷＰ）（訂正）は２３日、米下院情報委員会の民主党議員らがサウジアラビア人記者カショギ氏殺害事件へのトランプ大統領の対応などを巡り調査に乗り出す方針と伝えた。

それによると、同委の民主党筆頭委員で来年から委員長を務めるアダム・シフ議員は「カショギ氏殺害についてはもちろん委員会として徹底的に調査する方針だ。殺害について情報当局が把握していることを調べたい」と述べた。

ホワイトハウスからのコメントは得られていない。

＊２４日配信の記事で、本文の情報源を「ワシントン・ポスト（ＷＰ）」に訂正します。

コメント

注目のコメント

• 安井 明彦

  みずほ総合研究所 欧米調査部長

  ・2018年11月24日

  下院の多数派になっただけでは、新たな法律を通したりはできないわけですが、この議会の権限を使った調査の威力というのは、決して軽視できません。調査活動が活発化すると、政権の政策運営はマヒ状態に陥る可能性もあるでしょう。もっとも、党利党略のための調査と受け止められれば、政権との間での水掛け論に発展するのは必至ですし、さらに国民の政治不信が高まります。民主党としても賢明な力の行使が求められますね。
• 前田 康三

  民主党が下院選挙で過半数を制した影響の1つだ。共和党のグラムもトランプに批判的なので、超党派で調査してもらいたい。