「ギャップ」、各国の不採算店舗を大幅削減へ
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「同社の8~10月期は、好調な「オールドネイビー(OLD NAVY)」「アスレタ(ATHLETA)」そして「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」に支えられ、売上高は前年同期比2.1%増の39億1900万ドル(約4389億円)、営業利益が同3.9%減の3億6300万ドル(約406億円)」とのこと。日本は「ギャップ」がメインでいつもセールしてるイメージなので、意外です。「18年、同社は「オールドネイビー」と「アスレタ」を中心に109店舗を新規開店し、「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」など56店舗を閉鎖した。」とのことで、ブランドのポートフォリオ管理がきちんと出来ているんですね。好調なブランドと不調なブランド両方のKPI見ることが出来るので、不調ブランドの見切りもやり易いですね。
GAPの不調を、好調で新規出店も増やしているオールドネイビーとアスレタで支えているという内容。
日本では昨年までにオールドネイビーの全店舗が閉店したので、グローバルとは少し様子が違ってそうです。GAPのサステナビリティへの取り組みは特筆するものがありますが、経営モデル自体が大量生産・大量消費のあくまでファストファッションなので、成長に限界を感じます。
わかりやすいのは、いつ行ってもセールをしていますよね。70%OFFも珍しくない。どれだけ環境・社会面の課題解決に力を入れてサステナビリティを謳っても、経営モデル自体の持続可能性が危ういと感じます。