FRB、来年は利上げにより慎重になる公算大-成長減速で
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Fedとしては、実体経済に大きな影響がないもとで、株価が多少大きめに調整していく、というのはある意味理想的な展開になっているのではないでしょうか。
やや高めの利上げ見通しを構築して、市場のリスクアペタイトを抑制することに成功しています。
今後、株価の調整が実体経済に大きな影響が生じると判断した場合、利上げのペースをさらに緩やかにするか、いったん停止するだけでかなりセンチメントにはプラスの影響があると思います。市場は既に慎重になっており、先物市場に基づけば、来年乗り上げ回数は1.4回まで低下しています。
このため、利上げが確実視されている来月FOMCで、来年の利上げ回数が中央値で3回となっているドットチャートがどのように修正されるかが最大の注目でしょう。