4. 生身の人には心を閉ざし、分身ロボット「OriHime」には心を開く高齢者
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分身ロボット”OriHime”は、高度なAI機能を持つロボットとは全く別の考え方のロボットです。遠隔地でも、自分の存在と人のあたたかさを伝えるコミュニケーションロボット。ロボットの役割に、大きなヒントと可能性を与えてくれます。なぜ、ひとは”OriHime”に心を開くのか、考えてみてはいかがでしょうか?
以前、Sotaというロボットを使ったソリューションについて下町のマクドナルドで打ち合わせしていたときのこと。
Sota(小型の人型ロボット)をマックのテーブルに置いた瞬間に、周りのおばあちゃん達が「それ何?かわいいわね〜」「なんか見たことあるわ」と話しかけてきたんです。記事にある「アイスブレイキングの短縮」にもつながる話ですが、高齢者とロボットには不気味の谷は無いのか?というくらい食いつきが良いのに驚きました(ちなみにこういうロボットはおじいちゃんよりおばあちゃんの方が抵抗感なく寄ってきてくれます)。ロボットには確実に、生身の人よりもお年寄りが心を開くパワーがあると感じています。
私はテレビ局・広告代理店と協業した認知症予防事業を進めているのですが、ハードまで手をつけるべきかで悩んでます。ロボット技術を持っているベンチャーさんで使途に課題があるようなところがあったら是非教えてください(笑)アバターなどで置き換えて、間接的に表現することは本音をすぐ引き出すための手段として有効だと思います。一方で、アバターを介したコミュニケーションに甘んじてる人は、直接本音の対話するための筋肉が鍛えられなくなるんじゃないかとドキドキしたりします。
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