あの焼き肉のたれを"高く売る"科学的方法 - "安売り"しなくても全然売れる
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注目のコメント
ちょっと学術的過ぎる内容で現場の直面している課題感覚とは解離しているように思えますね。調査手法そのものも決して目新しいものでもありません。
現代社会においては情報化が進み一物多価という状況は非常に作りにくくなっています。商品名を入れればamazonや楽天で最低価格はすぐに出てきますからね。
そんな中で価格形成をコントロールするのは自社チャネルでない限り非常に難しい。そんな環境の中で各社差別化を頑張っているんですからね。同じ評価軸が集積した製品カテゴリーの中で競争すれば、価格帯は自ずと決まってしまうが、ベルカンティなどが提唱する意味のイノベーションによって、別のカテゴリーの評価軸に移すことで、プライシングも変えられるということですね。
手法としては文脈効果による製品カテゴリーの異質化で、以下の論文で記事の著者が昔から主張しているものです。
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/eco/gakkai/pdf_files/keizai_ronsyuu/contents/3104/3104-24ueda.pdf各社まさにこの課題に直面しているのだと思う。そして、多くの企業は安易に値下げをしてしまう。より短期的に成果を出そうとすると正しい選択なんだと思う。
ただ本来は、時間をかけてでもプロダクトにストーリーを乗せ、企業としてのブランドを築き上げ、情緒的価値を含め、使うことのメリットを高めていくのが良いだろう。
ユーザーの個の力が強くなっている現代においては、少しでもロイヤリティの高いユーザーを増やせるようにプロダクトや施策を行い、ユーザーに発信してもらうことが、何よりブランド力に繋がるんだろうな。