三木谷浩史、バルセロナで大いに語る

2018/11/18

サッカーからテニスまで

楽天が怒涛の勢いで、ワールドスポーツにお金を投じている。
国内では、スペイン人サッカー選手、アンドレス・イニエスタに対する3年総額100億円に上る投資が話題になったが、海外での投資額はさらに巨大だ。
2017‐2018シーズンから、スペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」のメインスポンサーの座を獲得。契約金額は4年間合計で2.2億ユーロ(約283億円)に上る。
昨年9月には、米プロバスケットリーグNBAの「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と3年総額6000万ドル(約67億円)でスポンサー契約を結んだ。
NBAの強豪チーム、ゴールデンステート・ウォリアーズと契約を締結。ユニフォームのロゴ契約としてはNBA史上最高額。
さらに今年9月には、世界最高峰の障害物レース「スパルタンレース」の冠スポンサーとなることが決まった。
楽天の三木谷浩史社長は個人でもスポーツに出資している。FCバルセロナのスター選手、ジェラール・ピケとともに投資グループ「コスモス」を設立。同社はテニスのデビスカップの今後25年間の運営権を得ている。
なぜここまでワールドスポーツに入れ込むのか。どのような狙いがあるのか。そして、スポーツへの投資は、2019年10月に予定されている携帯事業参入とどう関連するのか。
10月29日のエルクラシコ(FCバルセロナとレアルマドリードの対戦)の翌日に、バルセロナで三木谷社長に話を聞いた。