爆速成長のスマホメーカー 、世界を制するための「分権」経営
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記事には書いてありませんが、「歩歩高」の頃から知っているだけに、そこからOppoとVivoとOnePlusが生まれたなんてすごい話だと思っていました。日本のスマホ市場に参入し、日本向けの機能をすぐに搭載してきたのは、感心しました。私もソニーに在籍時、ウォークマン、Xperiaの商品企画を行っていたので、よく分かりますが、一般的に本社が海外にある企業は、本社にお伺いを立て、本社側がそれを認めて、機能として盛り込まれるまでに非常に時間が掛かります。それがこのスピードで実現できているというのは、下記の引用にあるように、各地域の責任者に与える権限の幅が広いからなのですね。ユーザー調査を繰り返すことも大切です。鄧社長も認識のとおり、日本は3大キャリアが90%のシェアを抑えていて、3大キャリアに入らない機種は、ほぼ存在していないも同然です。その中で存在感を出すには、まだオリジナリティーが足りないように思います。Oppoの高速充電、カメラ、セルフィーによる差別化は、シェアを多く取っている地域では十分な差別化になっていると思いますが、シェアがほとんどない日本では、十分な差別化ではありません。Oppoならではのオリジナリティーをどう提案できるのか、どう存在感を出していくのか、注目したいと思います。
<引用>本社が立てた戦略がすべての地域で通用するとは限らない。ですから、分権と言いますか、各地域の責任者に与える権限の幅が広い。この考え方が、私たちがビジネス展開している30か国以上の国々でも浸透しています。
私は、日本に来て1年も経ちませんが、本社に判断を頻繁に仰ぐのではなく、日本市場のことはほぼ私が決めます。それだけ、各現地法人を中国の本社は信頼してくれているんです。日本のユーザーのリクエストが多かったFeliCaを搭載した機種を出したことも、本社に報告はしましたが、私が決めてすぐに動き出していました。OPPOは今年日本に参入したスマホメーカーなので、ご存じない方も多いかもしれません。
しかし、この企業、2011年にスマホ市場に参入したにも関わらず、マーケットシェアは世界第4位、アジアではNo.1、競合が多い市場を制した爆速成長メーカーです。
その実績を持って、今年、満を持して日本上陸。シンガポールとインドネシアの現法を立ち上げたトップは、志願して、今回日本に来ています。
フラッグシップ機種の投入、キャリアとの提携など最近矢継ぎ早に手を打ち出し、参入直後から半年間は静かな印象がありましたが、「いよいよ」な感じ。徹底的なローカライズ、「郷に入っては郷に従え」で上ってきたOPPOが、難攻不落と言われる日本をどう攻めるか。中国でoppoは、ものすごーく有名です
Androidスマホだと、
・みなさんご存知のファウェイ
・iphoneの真似から入って、カメラ性能で突き抜けたvivo
・中国のアップルと言われるシャオミー
・女性の人気自撮りアプリからスマホも作っているmeitu
などがあります。
oppoは地方を中心に人気があるイメージですけどね
あとは、シャオミがオンライン専門で直販して急成長した時代に、逆張りで、オフラインの店舗を徹底的に攻めたのが、oppo
どこに言っても、oppoの緑のロゴ看板をみかけてました。