[ローマ 14日 ロイター] - イタリアのサルビーニ副首相は14日、同国の2019年予算案が欧州連合(EU)の財政規律ルールに違反しているとしてEUが罰金を科せば、過ちを犯すことになるとの見解を示した。

サルビーニ副首相は国営放送RAIとのインタビューで「イタリア国民に罰金を科すことを考えているのであれば、それは間違っている」と述べた。

イタリア政府は、欧州委員会に新たな2019年予算案を提出した。経済成長率や財政赤字の見通しは、欧州委が前回拒否した予算案から変更しなかった。ただ、公的債務が減少するとの見通しを盛り込んだ。

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