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「自分だけの抗がん剤」という夢の薬は、アルゴリズムで進歩する

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    TAZ Inc. 代表取締役社長

    mRNAを用いて、人間の細胞が“体内で薬をつくり出せる”ようにする技術を開発する企業の話。パーソナライズな抗がん剤の実現性が高まっているのは、人件費の高さが大きなハードルだったが、アルゴリズムによって機械化できるようになったから。



  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    〈モデルナは2017年秋、米製薬大手のメルクと共同で固形がんを対象とした臨床試験を開始した。最初の患者が個別化治療を受けたのは、感謝祭が間近に迫るころだった。モデルナのワクチンはメルクの免疫療法薬「キイトルーダ」と併用された。これは、免疫系の攻撃を回避しようとするがんの“策略”を邪魔することで効果を発揮するものだ。〉

    キイトルーダは本庶先生のノーベル賞で話題になった免疫チェックポイント阻害剤ですね。免疫細胞にかかっているブレーキを外してがんへの攻撃力を高める薬です。

    〈別のアルゴリズムはこの突然変異のデータに基づき、免疫系に腫瘍を攻撃させるための標的となるタンパク質20種を予測してリストを作成する。さらに、また別のアルゴリズムがヌクレオチドを設計し、これがモデルナ独自の自動機械によってmRNA薬に組み込まれる〉

    とあることから、モデルナの薬というのは、体に元々備わる免疫のシステムががん細胞を見つけやすくする、すなわち攻撃しやすくなるようにする免疫療法の一種のようです。

    〈人間は机上のコンピューターで工程を監視し、品質管理チェックも行うが、作業の大半は機械が担う。〉

    この自動化の様子、ボストンの合成生物学のスタートアップ、ギンコバイオワークスのラボを思い出しました。
    記事に登場するメリッサ・ムーアさんはポスドク時代から新規の技術を生み出していたそう。名前を覚えておこうと思います。


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