海外MBAは人生逆転の切り札になるか
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僕のIESEのチームメイトにもバックグラウンドがバレエダンサーのドイツ人がいます。彼と話していて3つの観点からMBAスクールは彼にメリットがあると気づきました。
1 バックグラウンドが違う人は自分の強みをビジネスマンの観点から話すのは難しい。彼のCVを見たり何を強みと考えているかを聞くと「こんな経験があるならもっとこんな強みがあるじゃん!」と思うことが多いです。彼にとっては当たり前過ぎて言わなかったということでした。授業や仲間たちとの会話で自分の強みを再確認できることは、彼らにとってスクールの長所の1つですね。
2 バックグラウンドが違う人は、自分が何をしたいか像が曖昧なことが多いのでまずコンサルタントを目指してみる。戦略としてありだとは思います。その上で彼は、コンサルへの就職をしつつ他のバックグラウンドの人達と話しているうちに、段々と自分に向いている仕事が見えてきているようです。この考える機会/時間もスクールの魅力でしょう。
3 バックグラウンドが違う人でも、自分の考え方がある人であれば、チームやクラスへの貢献は十分できる。記事の中にあるように基礎的なことを網羅的にやるので専門的知識はいりません(もちろんあれば特定分野でより貢献できます)。また彼は人として成熟しているので、僕はランチやコーヒーチャットで彼から色んなことを学べています。スクールの暮らしにおいてバックグラウンドが違うデメリットは意外と少ないのです。海外MBA、先立つものは金。
航海士だからお金が貯められたという点は触れられてないかな。ローンとか奨学金もらっても学費は2年で89,950ユーロ、1000万以上だ。
人生逆転と言うけど、それだけのお金出せる、もしくは借金できる時点で負けてる状態ではないと思う。私も一度は真剣にMBAをアメリカで取ろうと検討したので、全くの他人事ではないのですが…
人生の逆転の切り札になるかどうかは、結局自分次第だと思います。
逆転の切り札になるものは他にもたくさんあると思います。
私は、結果的に公認会計士の資格を取った方が良かったのではないかと思っています。
1年の受験勉強で取れたので、社会復帰もスムーズでした。