1日で約6兆円の取扱高を生んだ中国EC大手2社アリババ+JD.comの「独身の日」まとめ
ネットショップ担当者フォーラム
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アリババグループとJD.comの「独身の日」取扱高の合算数値は、3732億元。
アリババ2135億元で伸び率は26.9%。JD.com1597億元で伸び率は25.6%。前年実績の伸び率はそれぞれ39%、3倍だったため鈍化という印象を持たれるかと思いますが、年々母数が大きくなっているのでそれはしかたながいこと。
ただ、オンラインだけで取扱高を伸ばしていく(プラットフォーム側からすれば、購入単価や新規購入、購買回数)には限界が見えてきているのは確か。実際、中国プラットフォーム側のスタッフもそうおっしゃっていました。
今年からアリババ、JDがともに注力したのがリアルとの融合。アリババは「ニューリーテール」、JDは「ボーダーレスリテール」。
アリババは出店先の実店舗との連携、ネットスーパーなどで大々的なクーポン提供などのプロモーションを実施。JDも事業提携先の小売店、7フレッシュなどの自社スーパーなどでリアル・ネットでのプロモーションを積極展開していました。ただ、今年は試行錯誤といった側面が強いでしょう。
中国はEC化率17%と言われていますが、両社はその数値ではなく、のこりの83%の“ECをあまり使わない層”の開拓に力を入れ始めています。農村ECしかり。そのための大規模な投資が1年ほど前から始まっています。日本のEC事業者も中国の大手二社、アリババとJD.comから学ぶべきことは沢山あると思います。
むしろ、ECでは日本は中国に大きく水をあけられている状態。
何故ここまで売れるのか?
その秘密をもっと知りたい!