日産２００億円申告漏れ＝租税回避地の子会社所得で－東京国税局
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注目のコメント
ちょっと気になる記事だったんですが、これってひょっとしてタックスヘイブンにある子会社を使ったキャプティブですかね？？
有価証券報告書を見ればわかりますが、日本の名だたる上場企業でやってるところは多いですし、保険会社も堂々と販売しているし、これを積極的に売り込む代理店もあったり。さらに言うと、経産省をキャプティブを推奨しています。
なんですが、全体で見ると租税回避行為に見えないことはないし税務当局は何とかやっつけたいと考えるだろうなとも思います。
多いのは日産のように自動車保険ではなく火災保険だと思いますが…
って、まったくもってトンチンカンなコメントしていたらホントにすみません。タックスヘイブンの課税逃れスキームは一昔前は多く見ましたが最近ではあまり話題にならなくなってきた中、久々の大きな金額の更正案件ですね。
本件の詳細は分かりませんが、一般的には低税率国にあるエンティティがタックスヘイブン特別税制の対象になるかは、リスク、目配せ、汗、お金というそれぞれの経営を構成する機能要素を総合的に鑑みて実質的に課税逃れのために低税率国に作ったエンティティだよねっていう判断を行うことになり、当該判断の妥当性を税務当局と納税者で争うことになります。
なので、申告漏れの事実が確定していない中で、安藤さんのご指摘のように「申告漏れ」との報道は正確性を欠きますし、そのようなロジックを知らないとすればメディアとしてのコンピテンシーの問題、仮に知っていたとしたならば、メディアとしての倫理的な問題だと思います。
