米中間選挙 下院は民主 上院は共和 ねじれ状態に
NHKニュース
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かなりミスリーディングなタイトルで、元々中間選挙では大統領を出した与党が大きく後退するのが通例で、その中で上院はもちろん下院でも共和党が事前に予想されたより健闘しているというのがフェアな見方では。実際マーケットの反応もこの見方に沿っている
上院では注目のテキサス州でクルーズ議員がオローク氏との大接戦を制して再選し、共和党が同院の過半数を保持。
一方の下院では民主が共和党から議席を奪い続けており、過半数奪還がほぼ確実です。
結果としては大方の予想通りですが、様々な層の投票行動の詳細な分析が注目です。
女性票は実際どの程度民主党の議席増に結びついたのか?
都市部の郊外ではトランプ離れがやはりあったのか?
経済ではなく不法移民問題を前面に押し出したトランプ氏の戦略がやはり同氏のコアな支持者票を掘り起こしたのか?
2020年の大統領選の行方を占う上でも重要なポイントでもあります。下院はもしかしたら共和党が多数を獲得する可能性があった。下院で民主党が多数派となったのだから、中間選挙はトランプ政権に厳しい審判が下ったとみるべき。選挙戦であれだけ罵詈雑言が飛び交ったのだから、予算承認を含めて、議会ではいままで以上に両党の対立が激しくなる。行政関係の予算が通らないまま停滞することもありうる。