[シドニー 7日 ロイター] - オセアニア外国為替市場で、ニュージーランド(NZ)ドルが対米ドルで3カ月ぶりの高値を付けた。この日発表された同国の第3・四半期失業率が10年ぶりの低水準に改善したことを受け、すでに可能性が低くなっている利下げを巡る観測がさらに後退した。

豪ドルは、米中間選挙の結果を控え、小動き。

NZドルの対米ドル相場<NZD=D4>は失業率の発表後、0.6763米ドルと8月上旬以来の高値を付けた。

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は8日に政策会合を開く。政策金利を過去最低の1.75%に据え置くことはほぼ確実とみられるが、ハト派的なスタンスを変更する可能性がある。