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「夫の会社都合」で生きる、転勤妻たちの本音

東洋経済オンライン
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  • スタートアップ企業 COO/キャリアコンサルタント

    ◆パートナーの転勤は自分のキャリア見直しの転機になる

    人生百年時代となって自分自身のキャリアをどうデザインして作り上げていくかというのは大きなイシューになっている。一つの組織で勤め上げてキャリアを全うするという人はものすごく少なくなるだろう。自分が積み上げて作ってきたキャリア自体が自分自身の資産であり、その経験(資産)を使って価値をどう生み出すかがその人のエンプロイアビリティとなる。

    夫婦共働きがスタンダードとなってそれぞれが自分のキャリアを考えていく中で夫の転勤時にどのように妻が判断するかを取材した記事。従来は子供が中心だったから子供が大きければ大きいほど妻と子供は残って夫のみ単身赴任だった。子供が小さい場合は、逆に妻は今の仕事を辞めて家族で赴任する。妻も自分のキャリアを考えるようになった今、どんな選択肢があるのかというのがこの記事の焦点で、妻の会社側も優秀な人材を手放すくらいなら様々な選択肢を与えるようになってきているようだ。夫の赴任中の帯同休職制度や夫の赴任先への転勤、リモートワークなど少しずつ増えていきそうだ。

    日本企業において女性活用は非常に大きなテーマだし、今後は女性に限らず男性も同様のケース(妻の転勤に伴い帯同する)が出てくるだろう。自分の組織にとって優秀な人材をどう確保しつなぎとめるか。いや正しくはつなぎとめること等はできないが、次のこの組織に戻ってきてもらって活躍する可能性を残すかという点が重要だ。帯同先で他の仕事をして彼女/彼が新しい職業経験をしてキャリアを磨いて、別の価値を与えることができる人材となって戻ってきた時に活躍の場として古巣を選んでくれるか。そのフックを作っておくことが大切なのだと思う。

    パートナーの転職を自分のキャリアにとってのピンチだと思わずにチャンスだと思えるか。そうした点も大切だと思う。自分自身のキャリアは自分で責任を持って作っていく。その視点で考えて、今回の転機をどう活かすか考える。今の職場に掛け合うことも「あり」だし、これを機に他に出ていくことも「あり」だろう。キャリア教育を受けて育ってきた若者世代は当たり前のようにそう考えるだろう。企業側ももっと柔軟に考えることが必要になるし、そうした仕組みを持つことが中長期で見た時に企業の競争力につながると思う。


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