エロ漫画の「研究本」はなぜ有害図書にされたのか 「わいせつ」の意味を問う
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注目のコメント
記事を書いた記者です。
エロ漫画の研究本が有害図書として「規制」された件について、著者の方に直撃しました。
正直、エロ本やエロ漫画を一切目にせず育った人って稀だと思うのです。なぜエロコンテンツは「有害」なのか、あまりにも議論されないまま臭いものにふた状態が長く続いています。
「エッチなことはいけないと思います!」って意見はとてもごもっともな一方で、ちゃんと議論することって大事だなと思いました。「これはわいせつだ!」と糾弾すると言うことは、その漫画にエロスをその人が感じていると言うことに他ならないわけです。(政治的なことを言いたいわけではないのだけれど)「有害」というなら偽史を広めたり歴史修正主義を素朴にやってしまう方が、よほど悪質で「有害」だよといつも思う。
単にビジュアル面がエロいということと、流通媒体が本である点で規制がかかるのは、いかにも審議する側のリテラシー(エロに対してという点と、青年期の研究に対するの2点で)が足りてないとしか言いようがない。