Alibaba Cloud(阿里雲)、国際市場にブロックチェーンプラットフォームを投入へ——東南アジアと欧米からサービスを開始
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注目のコメント
コンソーシアムブロックチェーンの基盤を企業向けに提供すると言うけれど、実際にニーズがあるのだろうか。企業内やグループ内の情報共有にブロックチェーン技術が有用な状況は限られている。この仕組みは、仮想通貨とは関係ないから、参加者が秘密鍵を持って電子署名をして情報を交換する仕組みを提供するだけだ。情報は暗号化もできるが、そのためには別途鍵共有が必要だろう。基本は、基盤提供者にも共有されるものとなるが、それで良しとする企業はあまりいなそうだ。単なる話題作りのように見える。あまり騒ぐような話ではないだろう。
アリババはBaaS(Blockchain as a Service)プラットフォームの国際展開を開始したという記事。そのベースとなったのは金融部門のアントフィナンシャルのAnt Blockchainです。
日本ではまだブロックチェーンの本格的な実用化が進んでいませんが、アントフィナンシャルは、それを実用化しています。それが、先週発表した「相互保」。ブロックチェーンを活用した画期的な医療保険です。
詳細はここでは述べませんが、とんでもなく奇抜なインシュアテックなのです。なんと3日間で700万人が契約したとか。申し込めるのはジーマクレジット(ソーシャルスコア)が650以上の人。ブロックチェーンでは申込情報などを管理するのではと思います。
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