[ロンドン 31日 ロイター] - 英国のメイ首相は31日、財界幹部約150人との会合で欧州連合(EU)離脱などについて協議し、離脱を巡る企業の懸念緩和に努めた。出席者は会合終了後、首相はEUとの合意に自信を持っているようだったと指摘した。

会合にはハモンド財務相も出席した。

アウトソーシング企業セルコのルパート・ソーメス最高経営責任者(CEO)は、首相も財務相も「安心させられるほど揺るぎなく」、現実的だったと話した。

資産運用大手リーガル・アンド・ジェネラルのナイジェル・ウィルソンCEOもBBCニュースに対し「離脱交渉が良い解決策を生み、比較的円滑に議会を通過するとの自信が両氏に見られた」と語った。

離脱まで5カ月となる中、企業は離脱後の貿易の枠組みや移行期間について確実性を求めている。