東京芸大院にゲームコース開設 19年度から、国公立大で初か
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お、エライ!
良く実現したねー
せっかく本丸でのゲームコースなので、ゲームの制作だけではなく、インタラクティブであるが故のユニークさをぐっと掘り下げて欲しいなぁ。
カメラとUIの在り方を徹底的に詰めていくと、未来のコンテンツのヒントになると思う。
注目のコメント
東京芸大のプレスリリースを見ると、文部科学省平成30年度「大学の世界展開力強化事業~米国等との大学間交流形成支援~」に選定されたことを受けてとのこと。
東京藝術大学ゲームコースの開設について
https://www.geidai.ac.jp/news/2018103071593.html
これはCOIL(Collaborative Online International Learning):オンラインを活用した国際的な双方向の教育手法を用いて、米国等との大学間連携を促進することが主眼の事業で、東京芸大は南カルフォルニア大学が提携先。
他にも計10件の選定がされていますが、その中でも東京芸大の事業はテーマが分かりやすいですね。他大学が海外の複数大学を連携先としているのに対して、南カルフォルニア大学一校に絞っている事も動きが早い理由かもしれません。
こうした既存と異なる、新たな分野や市場に切り込む為に補助金事業が役立つのは良い形ですね。ぜひ成功してほしいです。
参考:
平成30年度「大学の世界展開力強化事業~COIL型教育を活用した米国等との大学間交流形成支援~」の選定事業の決定について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sekaitenkai/1408256.htm隔世の感のあるニュースですね。
私が京都大学工学部に学部4年生として在籍していた1997年、同期の1人が任天堂に就職したのですが、その指導教官が激怒したというエピソードをよく憶えています。
今では考えられないことですが、当時はゲーム産業なんてまともな仕事ではないという価値観も根強かったように思います。北京大学ではコンピューターゲームの選択授業を開設している。芸大院はゲームコース開設。「ゲームは悪」という見方をする方もいるかもしれないが、ゲームはそもそもコミュニケーションツール。ウィトゲンシュタインが初めてゲームを定義付けようと試みたのが『哲学探究』。
人の意欲を喚起し、意欲が継続し易いゲームの効用をどう教育で活かせるか、長年考えられてきた。
芸大のそれはまた違った観点からの開設だろうが、元来ゲームと教育の親和性は高い。