自動車部品の再編に拍車、迫られるビジネスモデルの変化
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CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の新潮流で下請側に高い技術提案力が求められている。
この記事とは直接は関係ありませんが、どの業界でも似たような状況の中、私は大学からの高度理系人材の供給不足で、中小企業の技術力の底が抜けてしまうことを危惧しています。
コミュ力やスキルに長けた実務家教育も、イノベーターや起業家を育てるのももちろん大事ですが、新技術を早いサイクルで次々に創り出す能力を持った連続発明家タイプの「できるエンジニア」も求められているように思います。工学部はがんばらないとねー。(笑)自動車の開発・生産・物流・販売・アフターサービスの一連のバリューチェーンを一貫したビジネスモデル(縦の系列)から切り離した、ぶつ切り、バラバラの機能分担は考えにくい。
端的にいえば、バリューチェーンの起点ではない部品メーカーが、ビジネスモデルの変革の主人公になることは難しい。だから、部品メーカー同士の合従連衡は限定的であり、大半は「コングロマリット化」で非効率になるような気がする。
決め手を握るのは、これまでのような完成車メーカーではないと思う。自動車が提供する価値体系を設計するのは、自動車を造る完成車メーカーではない。自動車を材料としたバリューチェーンの先頭ないし土台となる、ユーザーに直面するサービスプロバイダーのような気がする。自動車部品に限らず自前主義を捨てて協業に舵を切らないと価値が提供できない時代になってきました。個人のキャリアも同じで、補完関係によって価値を高める必要性を感じています。
以下引用
“自社の将来を見据え、国やケイレツといった枠組みを超え、誰と手を組むべきなのか。部品メーカーは生き残りをかけ選択する時期にきている”