イタリアと欧州委、予算案巡り合意と確信＝ユーログループ議長

［リスボン　２２日　ロイター］ - ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）のセンテーノ議長は２２日、２０１９年予算案を巡りイタリア政府と欧州委員会が合意に達することを想定しているとの認識を示した。

イタリア政府はこの日、欧州委に対し、ＥＵ財政規律に反する２０１９年予算案を修正しない考えを示しつつも、今後数年間はさらに財政赤字を拡大させない方針を示したことについて、センテーノ議長は「建設的」と評価した。

また、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱を巡る交渉が合意にこぎ着けることも引き続き確信していると語った。

コメント

注目のコメント

• Amano Kenya

  ワシントン大学政治学部 ワシントン大学政治学部博士課程在籍

  ・2018年10月23日

  財政規律を維持するための財政協定があるEUでは、一国家の予算についてもEUとも合意する必要がありますが、ポストBrexit時代において、EU側が杓子定規に、財政規律を押し付けるわけにもいかず、協定を違反しないと理解できるファジーな決着が望まれます。