携帯料金値下げ、来年10月までに3社寡占を改善へ=官房長官
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いやいや、携帯事業者が3社もあれば十分でしょう。今キャリアの投資余力を削いでしまえば、国際競争力にマイナスの影響があります。
通信の次世代インフラの投資負担は、90年代のアナデジ変換以降はだんだん重くなる傾向にあり、デジタル化直後の単純な叩き合い競争促進の料金政策はもはや時代遅れです。
そこを読み間違ったヨーロッパの通信当局が、3Gのときに単純な料金叩きの政策をとって、「投資余力不足」から3/4G投資が遅れ、その後ジリ貧になりました。アメリカはこれを見て、ここしらばくずっと、「国際競争力強化のために、上位2社が高めの料金を維持する」ことをこっそり容認してきました。その結果、下位2社が体力を削がれ、スプリントがTモービルに買われることになったわけで。
通信系官僚の仕事を作ってあげなきゃいけないなら、料金叩きあい政策や、またどうせつぶれるMVNOや新規参入をやらせるよりも、通信のROIの歴史的経緯と国際競争力を高めるにはどうしたらいいかをマジメに研究させてほしいです。