[東京 22日 ロイター] - 日銀が22日公表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の10月調査では、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプラス2となり、前回7月調査から横ばいだった。

規模別にみると大企業向け、中小企業向けともにがプラス4となり、前回のそれぞれゼロ、プラス1から改善したが、金融機関による企業全体として資金需要の判断に変化はみられなかった。

個人向けの資金需要判断DIはゼロとなり、前回調査のマイナス2から改善した。このうち住宅ローンはプラス1(同マイナス1)に改善。消費者ローンはマイナス3で横ばいだった。