後継者いない 中小企業はファンド注目を
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注目のコメント
安東さんのコメントにある
〉株式を外部に売却することも考えられるが、DD段階でライバル企業に企業機密が漏れる恐れがあるだろう
これは、事実かどうかを別にして、そういったご心配をされるオーナー様は多いですね。
当然、実務上は様々な対応をすることで杞憂に終わることが殆どなんですが、それを理解してもらうのに相当な労力を使いますね。
まぁ、安東さんはPEサイドの方なので。。。
(事業会社へ売却するという意味での)M&Aサイドのメリットとしては、経営の継続性が比較的担保されやすいということはあげられると思います。
一昔前に比べると、自社事業をドライにカーブアウトする企業は増えましたが、それでも明確なexitを想定されているPEと比較すれば、(買収先の)自社の事業としてコミットを続けるというカルチャーは残っています。
僕も普段から様々なオーナー様と交渉するなかで、『ファンドに売却すると結局は全然知らない第三者に売り飛ばされるんでしょ?』といったコメントを伺うことが多くあります。
PEで活躍されてらっしゃる方の多くは使命感に溢れ対象会社の企業価値向上に励んでらっしゃるでしょうが、ファンドに対してまだまだハゲタカ的な感覚をお持ちの方も沢山いらっしゃいます。
そういったオーナー様は例え同業であっても、むしろ同業であるからこそ、ご自身の自社事業への想いを共有してくれると考えられます。
まぁ、完全にロジカルではなく非常にウェットな世界ではあるのですが、事業会社へのM&Aも悪くない選択肢ですよー(←ポジトーク)後継者がいない中小企業の経営者の方は本日は配信したこちらの記事もお読みください!
「赤字でも会社は売れる?中小企業M&Aの専門家に聞く、事業承継のリアル」
https://magazine.bizterrace.jp/2018_10_22_477/地方中小IT企業向けの事業承継ファンド作ってみたいなー。派遣型からの脱却やソリューション作り、プロジェクトマネジメントの改善、東京、海外からの開発パイプラインの構築など、支援できることがたくさんあるからなー。