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鼻に電気を流して「バーチャル臭」を作る研究

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    ヒトは396の嗅覚受容体があり、複数の受容体に匂い分子が結合し、活動電位を脳に送ることで、その組み合わせによって様々な匂いを感じている。

    鼻に電極を挿入し、無理矢理嗅覚受容体を活性化させて活動電位を送れば、「匂い」らしき感覚を得ることは出来るだろうが、単純なデバイスでは電流値の制御くらいしかできないだろうから、思い通りの匂いを感じさせるのは難しいだろう。

    ‪似た研究として、電極のついたスプーンを使うことで電気味覚を感じさせて、さらにそれを使ったコミュニケーションを提案する明治大の宮下研の研究がありますね。

    電気味覚を用いた新たな飲食コンテンツの提案 | 宮下研究室 - 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 https://miyashita.com/projects/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%91%B3%E8%A6%9A%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E3%81%AE%E6%8F%90%E6%A1%88


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    東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授

    感覚は最終的には神経発火という形の電気信号として伝搬されて知覚されるので,その神経線維が発火するように直接電流を流してあげれば感覚は生じます.あとはその特定の感覚器を刺激できれば良いので,匂いであれば鼻の感覚器の近くで皮下に電流を流してやればよいわけです.
    そのときにどういう匂いが感じられるかについて,鼻の中のニオイ物質受容体の空間的な配置に個人差のあるのかどうかは知らないのですが,理論的には,そのパターンを理解し,それを個別に刺激できるような十分細かな解像度の刺激素子があれば,好きな匂いを提示することが可能になるわけです.が,なかなかに難しそうです.遠隔的に電流を流すというのも,ちょっと難しそうですし.鼻の上から刺激というのはありかもしれないですが.

    触覚でももちろんこれと同じように電流を流すことで感覚を生成するという研究している先生はいます.触覚受容器の配置と神経線維の配置を考慮して電流の流し方をコントロールし,いろいろな触感を再現しようとしていたりします.
    http://kaji-lab.jp/ja/index.php?research#smallnull3

    電流を流すと,ビリビリするのでは?という感覚があるのではないかと思いますが,これは,痛みを感じる神経の発火閾値が比較的低いために起こる現象です.適切な強度の電流を流してやれば,痛みを感じずに圧力だけを感じる,というようなことも可能になります.
    鼻についてどうなのかは分かりませんが,こちらも痛覚とかなり近いのではないかなぁと予想します.


  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    匂いを人工的に感じさせるというのも面白いですが、反対に、多くの人が感じているが言葉で表現できない匂いを数値化できると香料などの開発に役立ちそうです。

    今まで「なんかいい香り」と言っていたのが
    「e38390e383a9の香り」
    みたいになればかなり正確に情報伝達できるでしょう。
    会話にはなりませんが。


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