日本人がほとんど知らない「世界大学ランキング」の問題点
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注目のコメント
大学ランキングの概要と課題について良くまとまった記事ですね。
業者都合でバンドルされたランキングを鵜呑みにすることは危険。例えば国際化は、それ自体が目標ではなく、質の高い教育や研究を達成するための手段とも捉えられます。
個人的には、研究大学(research university)の国際評価であれば、研究指標と論文の被引用回数指標のみを、分野別でみるほうが理にかなっていると思います。我が国際教養大学の今年のランキングは総合12位、教育充実度1位、国際性1位!うーん、素晴らしい!!
・・・でもね、学校内では「えーほんとうにそう?」という声も上がってるんですね。例えば「でも教授めちゃんこ少ないから勉強したい講義がなかったりするよね」とか「でも東大生の方が圧倒的に優秀じゃん!」とか
大学の宣伝にはなりうるんですけど、当事者の大学生からしたら「腑に落ちねえな」ってところもある。
でもそれでギャアギャアいっててもしゃーないし、一番重要なのは「そんなの気にしないで好きなことやろうよ!」の精神。以上、当事者の大学生の視点でした。
P.S.
全部総括的にとらえてランキングにするとこんなふうにめんどくさくなるんだよな。それよりかは「どの大学の論文が一番引用されているか!?ランキング(名前忘れたw)」とかのほうが分かりやすい。ランキングは大きな意味を持ちます。
東大大学院に在籍しているフィリピンの友人は、東大のランキングが毎年低くなっていることを懸念し、博士号は日本以外で取りたいと言っていました。
また、私が清華大学で留学していた時に出会ったロシア人の友人は、彼が入学許可を貰った中で、清華大学が1番ランキングが高かったため、同大学に入ったと言っていました。
何がいいたいかと言うと、留学生はやはりランキングを気にします。ランキングが低い大学には、優秀な留学生や教授が来にくく、その結果研究のレベルが下がり、ランキングも下がるという負のスパイラルが発生します。
ランキングが実質的な影響を与えうる以上、意味のない指標などとバカにせず、順位向上に取り組むべきだと思います。