羽生善治竜王、タイトル100期へまず1勝 広瀬章人八段に快勝/竜王戦七番勝負第1局
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プロ将棋界は大乱世の時代へ。
丁度5年前の2013年度は、羽生・森内・渡辺の三強がタイトルを分け合っていました。
・森内俊之名人(名人・竜王の二冠)
・羽生善治三冠(棋聖・王位・王座)
・渡辺明二冠(王将・棋王)
しかし現在は状況が様変わり。。
羽生・渡辺両氏は一冠に後退し、森内名人は順位戦から引退。
若手最強と謳(うた)われながら連続で二冠を奪取した豊島、対羽生戦勝率6割を誇りながら三期連続の名人に君臨する佐藤(天)ら若手が台頭、大乱世の時代へ。
本日(2018.10.12)時点でのタイトル保持状況は下記の通り。
・佐藤天彦名人(30歳)
・豊島将之二冠(棋聖・王位)(28歳)
・中村太地王座(30歳)
・羽生善治竜王(48歳)
・久保利明王将(43歳)
・渡辺明棋王(34歳)
(※叡王タイトル除く)
そんな最中、
・もしタイトル奪取されれば、29年振りの無冠に。
・一方、もしタイトル防衛すればタイトル通算100期の偉業。
というドラマティックな状況で羽生竜王が挑む、第31期竜王戦。対戦者は広瀬章人八段(31歳)。
注目の第1局の結果は、羽生竜王が141手で勝利となりました。
まさに目が離せない展開。。
次戦、第2局は10月23・24日となっております。第二局も羽生さんが勝利しました。竜王防衛でタイトル獲得100期の大記録、失えばほぼ30年ぶりに無冠となり「羽生九段」と呼ばれるようになる(すごい違和感のある呼称です。何しろ羽生六段以降は段位で呼ばれたことがないのですから。)という記録ずくめの竜王戦です。