[東京 12日 ロイター] - 経済産業省が12日発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は106.0(2010年平均=100.0)で、前月比プラス0.5%の上昇となった。

11業種中、6業種が上昇方向に影響した。「生活娯楽関連サービス」はプロスポーツ(スポーツ系興行団)やスポーツ施設提供業が増加したことから4.1%上昇した。「運輸業、郵便業」は運輸に附帯するサービス業が1.0%の上昇となった。「卸売業」は電気機械器具卸売業や自動車卸売業が増加したことから0.6%の上昇。「事業者向け関連サービス」は0.5%、「医療、福祉」は0.2%、「小売業」は0.1%それぞれ上昇した。

一方、低下方向に影響したのは5業種。「金融業,保険業」は 流通業務が減少したことから1.0%低下した。「電気・ガス・熱供給・水道業」は電気業が減少し2.7%の低下。「不動産業」はマンション分譲業や戸建住宅売買業が減少したことから0.5%の低下となった。「情報通信業」は0.1%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.2%それぞれ低下した。