なぜバスケは部活でメジャーなのにプロが盛り上がらないのか
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注目のコメント
サッカーもメジャーになったのは、この20年程前の話。それ以前は今のバスケと大差ない環境だったわけで、スポーツが大衆化するためには、とにかく大衆の目に触れる機会を増やすこと(低視聴率でも放送し続けるテレビ放送の協力)、そして世界に挑戦する日本人というナショナリズムを掻き立てる存在(代表チームやスター)が大切。
競技者人口の裾野の広さも一理あるが、過去に、圧倒的に競技者が少ないF1が何故、あれだけの盛り上がりを見せたのか。今、何故人気が無くなったのかを考えれば、答えはある程度、正しいのではないだろうか。ちなみに日本のバスケット競技登録者人口の推移はこちら。
現在は63万人ほどですが、1995〜1996年には100万人を超えていました。
マイケルジョーダン等の台頭でNBA人気が爆発的になったことに加え、スラムダンクの影響力も絶大だったと推測されます。
http://www.japanbasketball.jp/jba/data/enrollment/
もし、このときにプロ化できていれば競技のメジャー化という意味では、全くスピード感が違ったことでしょう。
しかし、それがなされず結局混迷を極めた時期を経験し、Bリーグが始まったのは2016年。
野球ともサッカーともかなり社会状況が異なる中でのスタートでした。
今後の普及という意味では代表の強化とスター選手の台頭は必須。この点では記事に上がっている渡邊・八村選手はもちろん、その下の世代にも期待できる選手が出てきているので、日本は間違いなく強くなります。
ただ、世界の競技人口が球技の中でもトップの4億5千万人とされ、FIFAよりもFIBAに登録されている国や地域が上回るほど普及しているバスケが、どれほど競争の激しいスポーツかは知っておきたいところ。日本においてはマイナー扱いですが、世界的には紛れもないグローバルスポーツですので、トップを狙うのはそう簡単ではありません。アップセットも起こりにくい競技ですし。
日本でのさらなる普及の鍵として、上記以外にはアリーナスポーツならではのエンタメ的価値を追求することや、力を入れているデジタルマーケティングをさらに加速させることも重要でしょう。
若年層ファンが多く、ファンの男女比も非常にバランスがとれていますし。
このあたりは最近Bリーグの事務局長が出された本に詳しく書いてあります。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=40695
個人的には、今後10年単位で見たときの伸び代はバスケは圧倒的だと思っています。
だからこそ、堀江さんのような方も可能性を感じて関わりはじめたのではないでしょうか。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=42088
追記)
コメント欄は基本的に自由でいいと思いますけど、明らかに事実とは異なることを言ってる人が散見されますね。書きたいけど字数が…素人顧問をやってた経験で言いますと、やってておもしろいスポーツがバスケット。見てておもしろいのが野球という感じですね。
万年、補欠でも本当、楽しそうに練習できるようです。でも、レギュラーは10人だし、スターターは5人ぽっきり。なかなか出場できません。万年補欠でもいいという部員はかなり多かったです。
でも、私ら素人が観戦すると、もう一つ分かりにくいのですよ。