女子の大学進学率、男子と格差 45道府県で下回る
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「女の子が大学院に行くなんて、親戚の〇〇家に知れたら卒倒して親不孝者と言われるわよー」、って母に言われた私が通りますよー
私の両親は性差別せずに、ずっと応援してくれてるけど、周りはそうでもいない。
田舎では未だに「女の子なのに大学進学するなんて」「女の子が大学院に行くなんて恥ずかしい」なんて声があるんです。
変えていかないと!!
注目のコメント
男女差の前に、そもそも何のために大学に行こうと考えているかが問題なのではないでしょうか。
本来は勉強したい人が行けば良いのだと思いますが、仮に単なる就職予備校なら、しかるべき数値のような気がします。
行動に男女差はあって、男性は競争して他者より前に進みたい傾向にあります。女性にも競争を好む方は当然いますがどちらかと言えばマイノリティで、多くの女性は男性よりも安定等を好む傾向にある事が学術的にわかっています。
従って、他者より多い給料を得るための就職予備校なのだとすれば、それは男性の進学率の方が高くなりそうです。
議員のクォーター制もそうですが、性差を無視して何でも一緒であるべき!みたいな論調は、競争が好きなマイノリティの女性には好ましい制度になるでしょうけれども、多くの女性にはありがた迷惑になる可能性が高いと思いますね。
大学進学について言えば、まずは「勉強したい人」が進学するような仕組みにしていかないといけないのでは。
仮説の是非はともあれ、単なる数値のみに基づいた人の声が聞こえない冷たい分析の記事では、世論をミスリードするだけではないでしょうか。
追記:
大学進学者数が概ね550万人、短大進学者数が概ね40万人である事を考えると、短大進学者は大学・短大進学者総数の丁度6%。大学進学率の男女差が全国で概ね6%と言う記事ですので、枩村さんが主張されるように、短大も含めると全体としてはそれ程差が無いと言う結論になりそうです。
しかしながら女性進学者の多くは短大ではなく大学に進学しているのですから、「なぜ女性は大学ではなく短大を選択するのか」と言う問題提起にはならないように思います。
追記2:
渡辺麻理さんのお近くの50代の方の話をされても。昨今の価値観と大幅に乖離があるでしょう。「学びの機会」と「就職競争の場」のうち、前者であるべきところ依然と後者となっていませんか?と言う課題提起をしています。
後者なら男性が必死になるのは必然的となってしまいます。尚50代前半の方は「大企業に行くなら大学」の激しい競争の時代ですが、それよりもっと以前ですと「女性は勉強より家事」の時代であって記事や渡辺さんが主張したい前提の価値観ですね(その価値観が既に古くなっている事は逆にデータから明らかだと、遠回しに記事を非難してもいるのですが)。「性差」だけでは語れない問題だと思います。
OECDでは、ほとんどの国が女性の大学進学率が男性を上回っています。
https://wezz-y.com/archives/34292/2
日本で、男性がこれだけ女性を上回っている現象は、先進国の中では例外的です。
<追記>
女子教育については、こちらの連載がよくまとまっています。エビデンスに基づいた丁寧な検証がなされているので、ぜひ。
https://wezz-y.com/archives/authors/hatakeyamasyota
また、東京大学の男女比はおよそ8:2ですが、ハーバード大学など、アメリカのいわゆるトップ大は、男女比が大体半々のところが多いです。
<追記2>
Nakajima Naotoさん、いつも丁寧なコメントありがとうございます。
ジェンダーの研究というと「女性学」のイメージがありますが、「男性学」という学問もあります。
調べてみたら、東洋経済オンラインにこのテーマの連載がありますね。
https://toyokeizai.net/category/dansei-gaku
ちなみに、私の挙げた連載でも、アメリカで男性の進学率が、女性より顕著に低い原因を考察しています。アメリカでは徐々に注目を集めている問題のようですね。
https://wezz-y.com/archives/50076