[ロンドン 30日 ロイター] - 英シンクタンクの欧州改革センターは30日、2016年6月の英国民投票で欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が可決されたことにより、週間で5億ポンド(6億5000万ドル)の財政負担が生じたとの調査結果を発表した。

調査によると、英経済はブレグジットが否決された場合と比べて約2.5%縮小しているという。同数値は18年6月末までの経済への影響に基づいて算出されている。

財政への負担額は年間260億ポンド。週間では5億ポンドに相当する。

同センターは、英国に似た特徴を持つ先進22カ国の経済に基づき、ブレグジットが否決された場合の英経済モデルを作成し、国民投票後の実際の英経済と比較した。