【オリラジ中田】「Just Do It」宗派になれ

2018/10/1
今、エンタメの世界が大きく変わりつつある。スマホ、YouTubeなどのイノベーションはエンタメ、お笑いの世界をどう変えるのか。オリエンタルラジオの中田敦彦氏と、元フジテレビのコンテンツプロデューサーである高瀬敦也氏が語った(全3回)
【オリラジ中田】稼いでいる奴がカッコいい

猪木とNIKEとZOZOの共通点

中田 高瀬さんの『人がうごく コンテンツのつくり方』の中で一番大事なメッセージは、「アイデアがない人、アイデアがあるけどやってない人、アイデアがあってやっている人の3種類に分けると、一番多いのは、アイデアがない人ではなく、アイデアがあるけどやってない人」ということですよね。
僕は4カ月前からオンラインサロンをやっていて会員は350人ぐらいなんですが、とにかく人間を集めたらややこしいことの連続なんです。何がややこしいかと言うと、まあ、みんな動かないんですよ。
高瀬 えー、そうなんですね。
中田 僕は常に「Just do it」って言ってるんですよ。NIKEはやっぱり偉大です。人生には「Just do it」しかありませんから。
それなのに、みんな何か考えて終わりなんですよ。みんなウジウジウジウジしているんです。「思いついてるんだろ。やりたいことがあるんだろ。そしたら、やれよ」と言っても、ほとんどの人はやらないんですよ。
高瀬 そうですよね。
中田 それも謎の不安を理由にするんですよ。
中田敦彦(なかた・あつひこ)
慶應義塾大学経済学部卒業後、オリエンタルラジオとして芸能界デビューし「武勇伝」でブレイク。数々のバラエティ番組でレギュラーとして活躍。また、RADIO FISHとして『PERFECT HUMAN』の楽曲でブレイクし紅白歌合戦出場。『しくじり先生』での授業や『アメトーーク!』でのプレゼンが好評。最新著に『僕たちはどう伝えるか』がある。
僕は今回、RADIO FISHのツアーチケットを先行で販売して、チケットを販売会社に任せたら半分しか売れなかったので、サロンメンバー全員で売ることにしました。「俺のやり方を見てろ」と言って、チケットを自分で売り始めたんです。