AmazonのAlexaは深層学習に基づきユーザーのやりたいことに関して‘勘’を働かせる
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便利になる反面、やや怖さも感じる。
機械がユーザーを「理解」(実際にはユーザーの行動パターン蓄積による類推力の向上か)しようとする際、ユーザーに係わるデータの収集を増やしていくアプローチが主になるだろう。
現状のオンラインの世界では、機械に取得される行動データはあくまでもデバイス利用中に計測可能なものに限られる。ところがIoTが普及すると、現在のオフライン空間が実質的にオンライン化し、ユーザーは24時間365日常に機械に「監視/観察」される可能性がある。世の中がセンサー網で溢れ、機械の眼から逃れられなくなるような世界だ。
ひょっとしたら今後の家庭用スマートスピーカーは声だけでなく超音波反響によってリアルの人やモノの動きまで把握し、記事にあるような「勘」を磨くようになるかもしれない。(Amazonの「Echo」は文字通りそうした世界を見据えている?)
「最近落ち着きがありませんね。ハーブティーを注文しましょうか?」
スマートスピーカーからそんな「気遣い」をされる日もそう遠くないのかもしれない。